2016-02-04

ちいさなりすのエメラルド

「ちいさなりすのエメラルド」(2016年、文溪堂)

りすのエメラルドシリーズの1作目。

2018年、フランス語版が、nobi nobi!さんより出版されました。

“A Little Squirrel Emerald” (2016, published by Bunkeido)

the 1st story of Emerald’s series.

in 2018, translated in French and published by nobi nobi! in France.

STORY:

a little squirrel girl named EMERALD lives with a rabbit Garnet.
Garnet reads a book for Emerald every night.

one day, Garnet has to go out for his job.
he worried about Emerald leave home alone.
but she said 

“oh, don’t treat me like a kid! I can sleep alone of course… “

but, she doesn’t feel sleepy.
she notices that she is always listening to Garnet reading a book when she is going to fall asleep.
she tries to read a book herself, but she is not good at reading yet.

so, she decides to ask someone to read a book for her.
she goes out from a window (because Garnet said ” don’t open the door even if a doorbell rang”, Emerald has considered that she can open a window. it is not a door.) to silent and warm night air…

a tiny tiny adventure. 
a peaceful bedside story.

– – –
あらすじ:

ちいさなりすのエメラルドは、うさぎのガーネットと暮らしています。
毎晩、エメラルドが寝る前には、ガーネットがご本を読んでくれるのですが、
きょうにかぎって、ガーネットが急に仕事の用で出かけなくてはいけなくなってしまいました。

– – –

「ごめんね エメラルド。きゅうな しごとで でかけなくちゃ ならないんだ。
どうしよう、 ひとりじゃ ねられないよね」
「まあ、 こどもあつかい しないで ちょうだい」
「そうかい? じゃあ、よびりんが なっても ドアを あけちゃ だめだからね」
「はいはい いってらっしゃい」
エメラルドは ドアを がちゃんと しめました。

– – –

けれど、ひとりぼっちのお留守番を楽しんで、
いろいろ遊んでしまったエメラルドは、なかなか眠くなりません。

– – –

そうだ!いつもの ごほんを よめば
きっと ねむたくなるわ。
でも このほんと きたら もじ ばっかり!
やっぱり だれかに よんで もらわなくちゃ。

– – –

裏のお家に、まだヒツジのおばさまが起きているのを見つけ、
エメラルドは、ご本を持って、出かけます。

(ガーネットは「呼び鈴が鳴ってもドアを開けちゃだめ」と言っていましたからね、エメラルドなりに熟考して、ちゃんと窓から外に出ました)

– – – 

こんこんこん
「ひつじの おばさま、こんばんは」
「まあエメラルド、 どうしたの?」
「よる おそくに、 ごめんなさい。 このほん よんで くださらない?」
「おやまあ、 すこしだけですよ」

– – – 

のんびりした町のひとたちに、あたたかく見守られて、
ちいさなエメラルドは、ちょっぴりお姉さんになって帰ってきます。

おはなしの中で出てくるエメラルドの赤い本に書いてあるお話は、
巻末(後ろの見返し)に全文を掲載しております。
ぜひ、カバーをはがして、ご覧ください。

こどもさんが一人でお読みになる場合に、絵だけを見ても物語が分かるけれど、文字が読めるようになると、ひとつおはなしが増える、字が読めるといいことがある・・・というのを裏コンセプトにしています。ちょうど制作時、エメラルドのモデルになった姪っ子が、一生懸命文字を読みはじめていた頃でした。

また、見返しの植物模様に、あっちこっちでエメラルドが「かくれんぼ」しています。前と後ろで、絵を変えています。
よかったら見てやってください(^^)

– – –

2016年1月、出版前に絵本ナビさんにインタビューしていただきました。>>  (Click!)

kodomoe 広松由希子さんの「今月の絵本」
2016年5月の回にてご紹介いただきました。>>  (Click!)

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