ちいさなりすのエメラルド
「ちいさなりすのエメラルド」
- 2016年
- 文溪堂 刊
- りすのエメラルドシリーズ第1巻
あらすじ: ちいさなりすのエメラルドは、うさぎのガーネットと暮らしています。いつもエメラルドが眠る前には、ガーネットが本を読んでくれるのですが、きょうにかぎってガーネットは、急な仕事で呼び出されてしまいます。ひとりで大丈夫、とガーネットを送り出したエメラルドですが、ちっとも眠たくなりません。
「そうだ!いつもの ごほんを よめば きっと ねむたくなるわ。 でも このほんと きたら もじ ばっかり! やっぱり だれかに よんで もらわなくちゃ。」
裏のおうちにひつじのおばさまが起きているのを見つけ、エメラルドはご本を抱えて出かけます。(ガーネットさんには「呼び鈴が鳴ってもドアを開けちゃダメ」と言われていましたからね、エメラルドなりに熟考して、ちゃんと窓から出かけましたよ)
こんこんこん 「ひつじの おばさま、こんばんは」 「まあエメラルド、どうしたの?」 「よる おそくに、ごめんなさい。このほん よんで くださらない?」 「おやまあ、すこしだけですよ」
のんびりした町のひとたちに、あたたかく見守られて、ちいさなエメラルドは、ちょっぴりお姉さんになって帰ってきます。
こんな方におすすめです: 文字を読むのが面白くなってきた子どもさんに(文章が読めると、文中で読み聞かせされる物語もお楽しみいただけます)/インテリア好きな方に/おやすみ前、やさしい気持ちになりたい方へ/
おはなしの中に出てくるエメラルドの赤い本に書いてあるお話は、巻末(後ろの見返し)に全文を掲載しております。ぜひカバーを外してご覧ください。
“a little squirrel EMERALD “
- 2016
- published by Bunkeido, Japan.
a little squirrel girl named EMERALD lives with a rabbit Garnet. Garnet reads a book for Emerald every night. one day, Garnet has to go out for his job. he worried about Emerald leave home alone. but she said,
"oh, don't treat me like a kid! I can sleep alone of course..."
but, she doesn’t feel sleepy. she noticed that she is always listening to Garnet reading a book when she is going to fall asleep. she tries to read a book herself, but she is not good reading yet. so, she decides to ask someone to read a book for her. she goes out from a window(because Garnet said “don’t open the door even if a doorbell rang”, Emerald has considered that she can open a window. it is not a door.) to silent and warm night air…
a tiny tiny adventure. a peaceful bedside story.
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